SECTION 01
他のお店とは違う、ビジネスとして
飲食に向き合える環境で⾃分を試したかった。
月島で生まれ育ち、幼い頃からもんじゃ焼に親しみがあった私は、⾃分をよく知ってくれている地元のお店で働くこともできたかもしれません。しかし、将来を考えた時「⾃分の⾜で⼈⽣を歩んでいきたい」という想いがあり、あえて縁のない環境に⾝を置こうと決意。18才の頃、デルタに入社しました。
店舗で働きはじめて驚いたのは、他とは違う、飲食業への向き合い⽅です。お店の雰囲気やプロダクトとしてつくり込まれたメニューだけでなく、会社の組織としての在り⽅も、それまで⾃分が慣れ親しんできたどの店舗とも違っていました。
経営層のメンバーはIT企業や金融機関、飲料メーカーなど、第一線でビジネスの世界を歩んできた⼈たちであるということも魅⼒的でした。デルタは、もんじゃ焼をビジネスとして捉えていて、業界に新しい⾵を吹き込もうとしている。ここなら店舗だけでなく幅広い役割を経験して、⾃分を大きく成⻑させることができるのではないかと考えました。
SECTION 02
一緒に月島を盛り上げていこう。
⼊社して間もなく、会社の⽅針を決める会議に参加。
⼊社して間もない頃、研修の一環として、会社のミッション・ビジョンを決める重要な会議に参加させてもらいました。もんじゃ焼きを世界に広めていきたい、この事業をとおして月島や地方の食文化を活性化させたいという、経営者たちの本気の想いを、肌で感じました。
会議では⾃分の知らない⾔葉ばかり⾶び交っていて、正直ついていくのに苦悩しましたが、まだ若手でビジネスの経験がない自分でも、デルタにとって大事な方針を決める場に呼んでもらえたことがうれしく、会社の⼀員として迎えてもらったという感覚がありました。
それからも、勧めてもらった経営の本を読んだり、飲み会の席でも「一緒に月島を盛り上げていこう」という言葉を交わし合ったりして、自分も飲食事業をとおして地元に貢献したいという想いが次第に強まっていきました。
SECTION 03
一度、店長からの降格を経験。
それでも常に、チャンスは自分の前にあった。
⼊社して1年ほど経った19才のころ、店⻑に昇格しました。せっかく任せてもらえたポジション。しかし当時は、⾃分より年上のスタッフさんも多いなか、コミュニケーションが難しく、また店⻑としての責任をうまく果たせずに、⾃ら店⻑の職を降りました。
その頃は正直、仕事を辞めようかとも考えたのですが、⼀度店⻑から降格したからといって、会社が自分を⾒放すことは決してありませんでした。「まだチャンスがある」と感じた私は、もう⼀度初⼼に返り、店舗のためにできることに精一杯力を注ぎました。
どんな⽴場であっても「⾃分は会社の顔である」と意識して、お店に課題があれば自ら解決に向けて動き、改善の取り組みが功を奏して社内表彰でMVPを受賞。ゴルフコンペなどの社内イベントでも前のめりで参加してみんなの雰囲気を盛り立て、アルバイトスタッフや社員ともより⼀層密なコミュニケーションを⼼がけるようになりました。
そして、入社5年目の春、再び店長へ昇格。もう一度、自分に重要なポジションを託してもらうことができたのです。店長として着任が決まった店舗のスタッフに、グループLINEでみんなを⿎舞するようなメッセージを送りました。すると、スタッフみんなが熱いメッセージを返してくれて、店舗でみんなと顔を合わせたときも、表情にスイッチが入っているのを感じました。今の自分なら、このみんなとなら、やっていける。次こそ店長として成果を出そうと決意しました。
SECTION 04
スタッフも、地元全体も、
もんじゃという食文化もモチベートしていく。
店⻑になると、店舗業務だけでなく、予算計画やシフト計画などのマネジメント業務も加わります。そんななかでも、スタッフとのコミュニケーションはずっと大事にしていて、相⼿の話に⽿を傾け、その都度接し⽅を変え、その⼈のモチベーションに合わせて気持ちを前へ向けていけるような会話を⼼がけています。
また、ただ感情だけで向き合うのではなく、時に昇給や昇格の条件なども具体的な話もすることで、⾃分がこれまでしていただいたように、同じ会社の仲間として一人ひとりと向き合ってきました。その結果、店舗で⽬標としていたインターネット⼝コミ獲得数1位も、みんなで⼀丸となって達成することができました。
店長として経験を積み、SV(スーパーバイザー)や本部での部⻑職へと⼀歩ずつ⾃分の⾜で上っていくことが、今の目標です。そして、いつかは独⽴して⾃分のお店をもち、デルタと一緒に⽉島という地域そのものを盛り上げていくという夢もできました。世界中の人々に愛される日本の⾷⽂化のひとつに「もんじゃ焼き」の名前があがる日まで、デルタの、そして月島の顔として進み続けていきます。
SCHEDULE
1日のスケジュール
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14:00
出勤、朝礼
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14:30
開店準備(仕込み、掃除、店⻑業務)
本部オフィスで予算計画やシフト計画を立てる日もあります。
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15:30
休憩
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16:30
店⻑業務
スタッフの気質やその日の様子に合わせて、接し方や言葉のかけ方を工夫しています。あえて「お前にはまだ無理かもな」と発破をかけて、負けん気を引き出すことも。
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17:00
開店
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22:00
ラストオーダー
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22:30
Teams、メール確認
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23:00
閉店(締め作業)
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23:30
退勤